コラボ! 日野こもれび納骨堂様にて、生前整理入門セミナーを開催

横浜市営「日野こもれび納骨堂」は、家族参拝ブースのある納骨堂(自動搬送式)と、シンボルツリーが印象的な合葬式納骨施設を完備した人気の墓所です

丘の上にある新しく気持ち良い作りの同施設では、利用者対象に「終活セミナー」を定期的に開催しており、このたびは「生前整理超入門といまどき葬儀事情」ということで、2時間のコラボセミナーを開催させていただきました。 「終活」というだけあって、ややご年配の受講者が多いように感じました。またご夫婦での参加者さんもいらっしゃいました

まずはコロナ禍で変化した最近の葬儀事情について、元葬儀社勤務の講師から興味深いお話をたくさん聞けました。 コロナで亡くなった場合、納棺などははすべて葬祭業社まかせ、通夜・告別式もなく、いきなり火葬場という現実。 そうでない場合でも、人が集まるのを避けるため、家族葬や直葬などのシンプルな葬儀が主流になっているとのこと。 私もつい先日、叔母を直葬で見送ったばかりなので、葬儀の意味について、いろいろ考えさせられました

今回、私のセミナー持ち時間は60分強だったので、生前整理の基本メソッドを 1.モノを片付け身軽になる 2.心を整理し未来をデザインする 3.情報をまとめ大切な人に伝える の3部立てでお話ししました。 ワークが実施できなかったことで、講師としてはいまいち物足りない気がしましたが、精いっぱいお伝えいたしました

セミナー後に施設見学をさせていただきましたが、個人的には合葬式納骨施設がとても気に入りました。 シンボルツリー(ハナミズキ?)が植えられており、樹木葬のように屋外の参拝スペースでお参りすることができます。 樹の植えられた小山の地下部分に納骨棚があり、粉状の御遺骨を袋に入れて収蔵する形式で、なんと20,000体収蔵可だそうです

何と言っても、承継を前提とせずに個人単位で利用できる施設であることが画期的。 お墓は継承者が必要な「家」単位から「個人」単位に・・・将来はこの形式が主流になるでしょう。 これが横浜市営なので抽選倍率が高いのですが、私は叔母夫婦の遺骨を自宅保管中ですので、さっそく今年の抽選にチャレンジしようと思います