代表あいさつ

代表あいさつ

モノと心・情報のお片付け・生前整理コンシェルジュの村上充恵です
学校で教えてくれなかった100年の生き方を一緒に考えましょう。

人生100年時代について思う事

人生100年時代と言われ始めて数年がたちます。
確かに街中に元気な高齢の方は多く、平日昼間に通っているスポーツクラブでふと周りを見ると「えっ、50代の私が最年少かも!」と
びっくりすることがあります。

私も、父が92歳、母が87歳になります。
明るく堂々としていた父が時々「いろいろすまないね、こんなに長生きすると思わなかったよ・・・」と言うようになりました。
社会環境の変化で平均寿命が伸び、私たちは今まで経験したことのない人生、暮らしと家族関係に直面しつつあります。

例えば定年後生活が30年になれば、「老後」「余生」ではなく「セカンドライフ」「サードライフ」を見据えていかなければなりません。寿命は延びてもずっと健康でいられるわけではないので、だれもが何らかのサポートを受けての生活になりますが、少子晩婚化の影響もあり、サポートできる子世代のキャパも限られていて・・・このような社会状況は、50年前にだれが想像できたでしょう

生前整理について思う事​

実は、今の80代以上の高齢の方々で親を長く介護した経験のある方は、そう多くありません。
世話できる家族親族も大勢いましたし、ご長寿の方の数も今よりずっと少なかったのですね。

一方、親の遠距離介護や遺品整理といった辛い経験をおもちの方は、団塊の世代以降に急増しており
寿命の延びばかりでなく、高度成長期での核家族化が大きく影響していると思われます。

こういった方々は、「自分の子には負担をかけたくない」と考えていますが、具体的なモデルがないので、どうしたらよいかわかりません。
また、今まさに弱りつつある高齢の親をサポート中の50代60代の私たち子世代も、やはり、どうしてあげたらよいのかわかりません。

想定していなかった長い人生後半をどう暮らすか、どうサポートするか、具体的に気づき実践することができるのが「生前整理」という考え方。
私自身は親をサポートするために学び始めたのですが、「生前整理」を知ってから「限られた時間と資金を何に使うか」つまり「自分の命を何に費やすか」が明確になり、とてもスッキリ、充実した日々を送っています。

コロナ禍では、自分も親もいつ何があるかわかりませんが、納得できる毎日を送っていればそんなに後悔はないはず・・・
知った人だけが気づき、幸せになる「生前整理」ですが、高齢化が進むこの国では、例えば、50歳の誕生日に国民みなが知ってほしい、人生100年を生ききる知恵をつけるために、とすら思います。

介護離職も空家も争族も減らしたい、笑顔の家族を一軒でも増やしたい、お役に立てればと日々頑張っています。

ル・リアン(Le lien)とは、仏語で絆・ご縁の意味。 ご縁のあった皆さまに幸せをお届けいたしますぜひ、お気軽にご相談ください。