「親と実家の気になるアレコレ講座」～親が70歳になったら生前整理で備えよう！」のご報告

先月、「小田急住まいのプラザWebセミナー」を担当いたしました

「親と実家の気になるアレコレ講座　～　親が70歳になったら生前整理で備えよう！」と題し、離れて暮らす高齢の親を支えるサポート方法や、元気なうちにできる生前整理の実践法を実例を交えてお話ししました。貴重な土曜日に、またたくさん方々にお集まりいただき、うれしい限りです。

 

100年ライフの課題は、健康から介護・住まい・お金やお墓までと多岐にわたり、複雑で専門的なものもあります。情報のアップデートなしに暮らしと向き合ってはいけません。特に高齢になれば家族の協力は不可欠。

また、昨今の”平均寿命”と”健康寿命”との差をみてわかるように、私たちの親世代は最後の10年前後の期間を心身の不調を抱え、時には看護や介護を受けつつ暮らしてかねばなりません。ここでもキーになるのは家族・子世代です。

 

プログラム第１章は「親の暮らしと実家をチェック！！」

「いつもと違う親からのシグナルを読み取り、親の不調の前兆に気づく」ことの大切さを実例をあげて説明。次に「帰省時に速攻使えるチェックリスト」を使い「親の暮らしをサポートするポイント3つ」をお話しました。また「緊急時ネットワークの作り方」と「最新見守りサービス＆ツール」のご紹介をしました。

第２章は「親とのコミュニケーションのコツ」

「愛あるウソは許される!?」と「話を切りだすタイミングは、いつ？」では、サポートを始めるにあたってきっかけ作りのヒントをお伝えしました。また「気をつけよう、親への言葉」では、デリケートな親世代とスムーズにコミュニケーションをとるために「ＮＧワードとＯＫワード例」のご紹介もしました。

第３章は「生前整理の基本を知って備えよう」

100年ライフの大人のたしなみとして、「生前整理とは？考え方の基本３つの柱」をご紹介。そして親の生前整理を簡潔に「生前整理８つのステップ」にまとめたものを順に解説しながら、具体的手法をお伝えしました。

 

親のサポートや介護は情報戦！　ほんの少しの知識と情報があるだけで、もしもの時の大きな安心につながります。

今回、１時間弱という制限内としては充分お伝え出来たと思いますが、ご感想ご意見にはやはり「応用編」「実践編」などの次ステップセミナーをお望みの声がありました。

親子関係や環境など、各ご家庭の状況はさまざま。基本を知った上で、ベストメソッドはご自身で作り出して進めていくのが「生前整理」です。

今後、また機会があれば、テーマ別の実践編が開催できればと思っております。

プライベートな相談は小田急住まいのプラザ個別相談にいらしていただくのもよいかと存じますので、ぜひご検討ください。