映画「浅田家」~家族をつなぐ写真の役割
「家族写真」飾っていますか? すぐ見返せるように整理されていますか?
あなたと一緒にそこに写っているのは、どんな光景・どんな記憶でしょうか
秋公開の映画「浅田家」は、笑えてしみじみ
二宮和也さん演じる写真家浅田正志さんの人生を描くドキュメンタリー
人生であと一枚しか写真が取れないとしたら・・・と考えたとき、浅田さんが迷わず撮ったのは、実家の家族
それも家族たちのひとりひとりの夢を再現すべく、コスプレして全員集合、の家族写真でした
(映画の中では写真集にある家族写真をキャストが演じているのですが、再現度・完成度の高さが半端ない! 「すごいなー」と思ったら、本当に浅田さんが撮影していたのでした)
以来、浅田さんは、家族の持つ雰囲気を1枚の写真に表現できる唯一無二の写真家として撮影依頼を受け、実力を伸ばしていきます
後半は東日本大震災後、写真洗浄ボランティア経験がていねいに描かれ、考えさせられました
大切な瞬間を切り取る「写真」は、温かく、尊い
大切にしなければいけない瞬間は、日々たくさん
でも、私たちの記憶は消えていくもの
保管しているスマホやPC、デジタルは壊れたら終わり
災害時、水は全部を流してしまうし、火は全部を焼いてしまう
アナログ写真は、家族をつなぐ大切な宝物。もっと気軽に見返しやすく、かつバックアップも準備しておきたいものです
スマホで気軽に撮ってそのまま保管、デジタル真っ盛りの今。でもカメラの前で少し緊張して取った昔の写真、思い出してみてください
撮る方も取られる方も、一枚一枚にもっと気合が入ってた(笑)
紙焼きのアナログでなければ伝わらない温かさと尊さは、そんな家族や友人のつながりから届くのではないでしょうか
「浅田家」は、「家族をつなぐ写真の役割」があらためて感じられる映画でした
家に帰って、さっそくアルバムを見返したくなりますよ
古いアルバムをお持ちの方、すぐに大事な写真のレスキューを
昭和の高度成長期から流行っていた透明フィルムカバー形式・・・皆さん1冊は持っていらっしゃるでしょう・・・最近、見返しましたか?
押し入れや納戸の中に入れたままの場合、カラー写真の色が褪せ、台紙や写真に茶色いシミ(ノリの劣化・変質、あるいはカビ⁈)のある事例が増えてきました
また、あわててフィルムカバーをはがしたら写真が透明カバーにくっついて破れてしまった、台紙がベトベトで大事な写真がどうしても剥がれない、という悲惨な例も・・・
当時のアルバムをお持ちの方、一刻も早く救助してあげてください
ル・リアンでは、皆様のお困りごとナンバー1である「写真とアルバムの整理」について、だれでも始められるメソッドをお伝えしています
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